Happyに出来る事

happy~

2012年02月01日 01:58



人は・・・
生きている間に
何度も
右に行くか・・・
左に行くか・・・

どっちにするかを
決めなければ行けない時が
あります・・・


それが正しいのか・・・

それが間違っているのか・・・


考える時間もなく
決断しなければいけない
時もあります・・・


私達には
子供もなく
身寄りもない
親戚のおばあちゃんがいます

ずっと
主人の母と
私で・・・
おばあちゃんを
みてきました







そんな
おばあちゃんが体調を崩し
入院しました・・・


97歳のおばあちゃん
口癖は
ありがとう
ありがとう
こんな私の為に
ごめんなさいって
よく言っていました・・・

寂しがりやで
おばあちゃんが寝付くまで
病院では手をずっと握って
いました ( ̄ー ̄)



そんな時
病院から連絡があり
呼吸が弱くなり
血圧が下がってきているので
急いで来てくださいと
連絡が・・・


病院にかけつけた頃には
呼吸が止まりかけていました・・・

到着してすぐに
医者から
人工呼吸器をつけるか
決めて下さい

心臓が止まった時
蘇生治療をしていいか
決めて下さいと言われました

何がなんだかわからず
動揺していると
一緒にかけつけた母の方が
腰を抜かし座り込んで
泣いていました・・・

今決めなければいけません
呼吸が
止まりかけているのですから

私は

人工呼吸器は使わないでと
つたえました

蘇生治療もしないで
下さいとつたえました

もうおばあちゃんの腕は
血管がもろくて破れやすくて
点滴の跡があちこちに
痛々しくて・・・


おばあちゃんの
力だけで頑張らせて下さいと
つたえました・・・


人工呼吸器を
つければ心臓が動いている間は
意識はないですが
生き続けることはできます・・・




でも
私はそうしない方法を
選択しました・・・


おばあちゃんは
私達がかけつけて
四時間後には
手を握りながら
息をひきとりました

あっという間でした・・・

私は
今でも決断した事が
正しいのか
間違っているのか
よくわかりません
この決断は
辛かったし
こわかった・・・
でも私に出来る事をしました
やれる事をしました・・・


おばあちゃんは
もっと生きたかったかな?

もっと助けて欲しかったかな?

私にどうして欲しかったかな?

これでよかったかな?


右に行くか
左に行くか


生きていたら
イロイロです

決めなければならない道が・・・


おばあちゃんの
口癖だった
ありがとう
ありがとうの声が
きけるなら
ききたいです
それが今のわたしの
救いの声だから・・・